出ました。小6男子の台パン ブチギレ。
ついこの間ゲームに誘われました。
「ぱぱ~。ゲームやろ~。イベント中なんだよね。」
「マジ?!イベント何?」
という会話から始まり、ワタクシもそのゲーム好きなのでやることになりました。
ちなみに、このゲームは小6男子はワタクシたまねぎとしかやってはいけないことになっています。
なぜなら、家族でやって、負けたりうまくいかなかったりすると、ほぼ毎回妹のせいにするからです。
姉のせいにされることはあまりありません。
ただその当たり様があまりにひどいので、たまねぎとのみやってよい。
という約束をしたのです。
いざ!開始!!
今回は、最初から調子悪かったですね~。
なかなか勝てなくて。
4人1組でプレイするのですが、イライラが募ります。
たいてい何ステップか踏んでブチ切れます。
ステップ1 たまねぎ以外の仲間の批判
ステップ2 批判の声が大きくなる
ステップ4 やめたら?といっても「絶対やだ。」といってやめられなくなる
ステップ5 叫ぶ→台パン
おおよそ、そんなステップです。
この日もまぁ~順調にこのステップを登っていきました(笑)
このステップって頭に血が上るステップなんですよね~。
で、「やめたら?」
といっても
「やだ。絶対にやめない。勝つまでやめない。」
というお返事。
「はぁ~。」
って、たまねぎも思います。
で、やって見事に負けて台パン(笑)
強制的にやめさせたらよいのでは?
って思いますよね。
その通りなのです。
でも、子育てしないとな~。
と思っています。
だからこそ、強制的にやめさせるのではなく、自己決定させます。
「そうか~。じゃあ、また一緒にやるけど、その代わり気持ちよく負けてね。こっちもしんどいから。
その声聞くの。一緒にやりたくなくなるから。それならやるけど、どーする?」
「やる!」
「本当に?やめた方がいいと思うよ。だってこれで負けて切れたらスイッチ禁止になっちゃうよ。
総司令官から怒りのスイッチ禁止令でちゃうよ?いいの?」
「それでもやる!」
っていうので、やりました。
結果・・・
勝ちました~!
快勝。
本当は、ここで負けた話ができるとよかったのかもしれませんが、勝ちました。
たまねぎがんばりました(笑)
自己決定、見通しをもつ、リスクを伝える
上の何気ない会話のやりとりですが、実は次の子育てのスキルを使っています。
①自己決定する
②見通しをもたせる
③リスクを伝える
④自己決定の修正確認をする
息子は怒っているので、もちろん意識していません。でも、こちらが意図することが大事だと思ってい
ます。
ふりかえってみますね。
「やめたら?」
といっても
「やだ。絶対にやめない。勝つまでやめない。」・・・①自己決定
というお返事。
「はぁ~。」
って、たまねぎも思います。
「そうか~。じゃあ、また一緒にやるけど、その代わり気持ちよく負けてね。こっちもしんどいから。
その声聞くの。一緒にやりたくなくなるから。それならやるけど、どーする?」・・・②見通し③リスク
「やる!」・・・④自己決定の修正確認
「本当に?やめた方がいいと思うよ。だってこれで負けて切れたらスイッチ禁止になっちゃうよ。
総司令官から怒りのスイッチ禁止令でちゃうよ?いいの?」・・・②見通し③リスク
「それでもやる!」・・・④自己決定の修正確認
自分の決定=自分の責任 親の決定=人の責任
親は答えがわかっているので、「やめなさい!」一択です。
でも、人生を生きるのは子どもです。
大事なところで大事な決断をするためには、日ごろから自分の決めて責任をもつことが大事だと
たまねぎは思っています。
それに、ウチの息子は、すぐに人のせい、親のせいにします。
だから、必ず自分で決定させます。
そして、自分で決めたことは必ず守らせるようにしています。
まぁ~、もちろんうまく行くときと行かないときはありますが。
でも、これはずっと続けてきていることで最近ちょこっとずつ成果が見えてきています。
また、機会があればお伝えします。
そんなわけで、楽しくゲームする予定が、ブチギレまくって。
思わぬところであっさり勝って。
何とも言えぬ表情でゲームを終えた小6男子のお話でした~。
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