(1)7秒の愛情 = だっこをしよう
「ママ~。抱っこして。」と言われたら、最速7秒でOKです。
その代わり、後回しにせずにすぐにやってあげてください。
親の肌に触れると、子供は安心します。
ぎゅーってされると、元気が出るそうです。
まだがんばろうって思えるそうです。
ママ大好きって思うそうです。
これは、本当です。なぜならたまねぎは、小学校の4年生まである宿題を出すからです。
それは「だっこ」の宿題です。
家の人に「だっこ」をしてもらう宿題です。
その宿題の感想にさっき言ってことが書いてありました。
たったの7秒です。でも、その7秒で、子供は愛情を感じ、勇気づけられ、また明日1日を乗り切ろうと思えます。
その7秒が大人になった時に、大事にされた記憶として一生残ります。
だから、どんなに忙しくてもだっこの7秒だけは実行してほしいのです。
(2)1分でいいから「ママ聞いて~」に応えよう
子供たちはとにかく話を聞いてほしいです。
そして「子どもの話を聞く」はすごく大きな「愛情表現」です。
「ママ聞いて~」と言われても、つい「あとでね。」といってしまいがちです。でも1分でいいです。何なら時間を計っても構いません。毎日1分だけ子供の話を聞いてください。
そして大事なのは、返答内容よりもリアクションです(笑)
真剣に向き合って聞いたり、一生懸命に子供の話に対して返事をしたりする必要はありません。
子どもの話を聞いていて、「ん?」と思って正論をいうと子供はたいて怒ります(笑)
子供は、とにかく聞いてほしいのです。
だから、極端な話「よくがんばっているね。」「そうか~。すごいね。」「それは、悲しいね。」といったように子供に寄り添った言葉をかけていれば、あまり話を聞いていなくてもOK!
家事に集中してOK!
子供は、報告したいし、グチを聞いてほしいし、そうして話すことで安心をしたいようです。
でも、時々「聞いてるのっ?」って怒られることもあるので、その時は、子供の顔を見てニコっとしましょう。
ただ、時折そのオチのない話の中にすごく大事なものが混じっていることがあるので、「ん?」って思ったら、ちゃんとひざを突き合わせては話すことが必要かもしれません。
(3)5分でいいから、毎日宿題を見る
何なら1分でいいです。
大事なことは、宿題を子供に見せてもらう。ことです。
やってないこともあるかもしれません。
その時は1問いいので、一緒にやってください。
大事なことは、子供に関心をもっていることが子ども自身に伝わること。
子どもは、大人をすごく見ています。
自分に関心がないと悲しいし、不安になります。
だから、ちょっとでいいので見る時間をつくってください。
そして大事なことは「怒らないこと」です。難しいかもしれませんが宿題をやっていなくても怒らないこと。
宿題をやることは大事ですが、宿題をやらせようとするあまりすごいケンカになってしまうのであれば無理してやらせる必要はないです。
そんな日は連絡帳に「宿題全部やれませんでした。」と書いておけば大丈夫です。それが続きそうなら先生に相談して宿題の量を調整してもらうのがよいです。
宿題は、確実に学力が伸びますが、大事なことは親がその宿題を見ることです。
もちろん自分の力で宿題をしっかりやれる子もいますが、宿題が苦手な子にとっては、子供に宿題をまかせっきりにしてもやりません。
先生をしているとこんな話を時折聞きます。「いつも宿題をやりなさい。って言うんですけど、言うことを聞かないんですよね」と。「なるほど~。」とは言いますが、そりゃやらないよな~。と内心では思います。
それは、口で言っているだけだからです。宿題をちゃんとやらせるなら5分でいいので、一緒にやりましょう。子どものために5分でいいので時間をつくりましょう。
そして、子どもを大事にしたいと思う気持ちを大事にすることが大事にしましょう。
余談ですが、たまねぎ自身、子供時代宿題が超苦手でした。漢字の宿題はただの字を写す作業。字の丁寧さよりもいかに早く終わらせるかに命をかけていました。それでも今は必要最低限の漢字はかけていますし、教職にも就いています。だから、今日出された宿題を何が何でもやらせようとして子供とケンカになったり、お互いにストレスをかけたりするようなことをしなくてもよいのです。でもほったらかしにはしないで、5分でいいから宿題を見てくださいな。
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