学級崩壊を起こさない学級経営の7つコツ ~その3 子どもらしさ 編~

学級経営シリーズ

1 子供らしさを大事にする

少し視点をずらした考え方です。

「子供らしさ」とは何か。

ずばり「子供たちが笑っている(笑顔でいること」かなと思います。

何かの調査によると、大人は1日数回しか笑わないそうですが、子供は1日に400以上笑うそうです。

大人になった自分にもそんな時代があったわけですが、笑うと幸せホルモンのセロトニンが分泌されるそうです。

人を傷つけるような笑いはダメですが、クラスが楽しいと思って笑顔でいることはとても大切です。そのためには、「子供の子供らしさ」を大切にするようにしています。

かつては、「社会に出て困らないように!」や「高学年として学校を引っ張っていけるように」など、出来る限り「子供たちを大人にする」ことを目標にしていた時期もありました。

しかし、子供が子供いられる時間は短いです。中学生は大人と子供の間。マージナルマンと呼ぶこともあるそうなので、実質小学校くらいまでが子供でしょうか?するとわずか12年です。こんな計算をしてみます。

400×365×12=175万2千

 10×365×68=24万8千200

上は、子供の間に笑う数。下は大人が笑う数(1日10回。人生80年として子供の時間を引いて68年として計算しました。)

なんと、桁(ケタ)が違います。

大人になってからも毎日が楽しく笑えるように、子供のうちに子供らしくいれることで笑顔になることを大切にしたいと思っています。

2 子供らしさを大切にするコツ3選

(1)係活動をたくさんさせる

   →高学年になると委員会や行事が忙しくなってなかなかできないので、出来るかぎり4年生まで 

    にたくさんやらせたいです。当番ではなく係活動です。係活動は子供らしさが爆発します。小

    学校の先生にしかできない貴重な貴重な活動です。

(2)必要以上に指導をしない

   →この判断はめちゃくちゃ難しいです(笑)。学級崩壊をしないメソッドなのに、ちょっと紙一

    重のところがあります。でも、とても大事で意識する価値はあります。

    学級崩壊させないとためにやたらとルールに厳しい先生がいます。一時的、もしくは1年間は

    学級崩壊しませんが、翌年に子供たちが爆発することがあります。

    ルールは、大事ですが同時にルールは「枠」に当てはめていくことです。子供らしさは「自

    由」なので、「枠」とは真逆です。ただ、学校は社会性を身つけていく。「枠」にはめていく

    ことなので、このバランスは難しいです。だからはめなくてはならない「枠」は少なくなるよ

    うに意識しています。

(3)「あそび」を大切にする

   低学年の体育はほとんど「○○あそび」です。実は、幼児教育も「あそび」が多く子供は「あそ

  び」から学びます。楽しそうに遊んでいる時ほど、子供らしいことはありませんが、遊びを通して

  子供は成長します。高学年では、先生に遊び心があること、大人として子供らしさを可愛がる姿勢

  でいることが大切です。具体的な方策にはなっていないかもしれませんが、考え方として大切なの

  で意識してみる価値はあります。また、記事を更新してうまい伝え方をお知らせいたします。

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