子育て相談室シリーズ5 ~脱宿題ストレス~

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「宿題」の考え方 → 宿題の主体は保護者?

宿題は、ストレスだと思いませんか?

子どもにとっても。

大人にとっても。

宿題からどうすれば、解放されるのでしょうか・・・

宿題は、

やらなくてはならないものでしょうか?

やった方がいいものでしょうか?

やらなくてもいいものでしょか?

正解は、、、

全部です。

そもそも宿題は、家庭学習です。

普通教育を受けさせる義務がある範囲において、保護者は学校に行かせる義務があります。

しかし、宿題は義務ではありません。

なぜなら「家庭学習」だからです。

だから、保護者が「やらなくてよい。」

と考えるなら宿題はやってこなくてもよいですし、

保護者が「やらなくてはならないもの。」

と考えるならやらなくてはならないもの。となります。

宿題を出しているのは学校ですが、実は宿題の主体は家庭=保護者なのです。

つまり宿題を保護者がどう考えるかということなのであります。

Qなぜ宿題を出すのか? A「魚の取り方を教えているから」

単純に練習量が学校では足りないからです。

学習の基礎となる「読む」「書く」「計算する」は、学校だけでは足りません。

特に最近の学校教育はは、「学び方を教えて子供が自ら学ぶ」スタイルに変わってきています。

もう昭和、平成の「先生が一斉指導で教え込む」時代ではありません。

「魚を与えるのではなく、魚の取り方を教える。」なんて表現もあります。

社会に出て生きていくのは、子どもです。

だからこそ社会でも生きていけるように「魚=答え」をあげるのではなく「魚の取り方=答えの出し

方」を教えるのです。

「あ~、答えがあることばかり教わってきたよ~。」

という歌ありますよね(笑)。中学校の合唱でも歌うやつ。

答えのないものでも、答えの出し方を知っていれば、子供が自分なりに答えを出せるようになる。

そんな子供を育てることを国は目指しているわけです。

長くなりましたが、そんなわけで答えの出し方を中心に押しているため、単純に練習量が足りません。

教育の質を高めようとした結果、練習量がさらに足りなくなっています。

それを補うのが「宿題=家庭学習」です。

宿題は、「練習量」を確保するためのもの

そもそも、学校だけでは学習量が足りないのです。

そして、教育は学校は行いますが、保護者も子どもの教育を行います。

学校で足りない学習量を家庭で補ってもらうのが、宿題です。

なぜなら、教育は学校と保護者がタッグを組んで行うものだからです。

そう。実は、教育はシングルマッチではなく、タッグマッチだったのです。

だから、宿題は学校が出して、家でやってくるとなっていますが、これはタッグマッチなので

保護者は「宿題は学校が出したのだから、学校でやっているかまでみてほしい!」のスタンス

は間違っているのであります。

そうはいうけど、実際宿題を見る暇がない!

ということもありますよね。

子どもが変わる のではなく 親が変わる

こうして、最初の話に戻ります。

宿題がストレスになっている場合はどうするか。

それは、結論、「保護者がどう向き合うか。」で決定されます。

「うちの子が宿題をやらなくて、イライラして困っている。」

のであれば、「子どもを変える」のはなく「親が変わる」必要があります。

親がいなくても宿題を自分でやってくれる子はちょーーー立派です。

そんなの普通ではありません。

もう1回言いますが、親だいなくても宿題をやってくれる子供はちょーーーー優秀です。

「えっ?自分も子供の時、親に言われなくてもやっていたよ?」

というあなたも、ちょーーーー優秀です。

宿題のスタンスとして、ワタクシたまねぎは、こう考えております。

「親が見てなきゃ、子どもだけでは宿題はできない。」

だから、宿題をやらないのは、子供が悪いのでないのです。

本当に宿題をやらせるなら親が変わることが必要です。

脱 宿題ストレス

以上のことを踏まえて、保護者が宿題とどう向き合うか。です。

宿題は、「その日のうちに必ずやらなくてはならないもの。」ではありません。

宿題は、「その日のうちに、終わらせることが理想。」というものです。

だからこう考えるものありです。

・宿題は、その日の内に出さなくてもよい(何日かかけてやってもよい。)

・宿題は、全部やらなくてもよい。

これは、ありです。

この考え方をすれば、宿題が終わらない地獄でケンカになるようなこと(=宿題ストレス)もぐっとへ

るはずです。=「脱宿題ストレス」

ちなみに、宿題をやらせるちょっとしたコツもありますが、それはまた別の機会にお伝えできればいい

なと思います。

最後に。

もし、宿題の量を調節してその日のうちにやれなかったり、やる量を減らした時には、連絡帳にそのこ

とを書いてあげるようにしましょう。

そうしないと、担任と子供がもめてしまうことがあるので。

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