不登校どうすればよいの?シリーズ12 ~不登校児は行事だけ学校に来るな!編~

【保存版】不登校どうしよう?

不登校児は、行事の時だけ学校に来るな

っていう、SNS投稿が、あるアプリに載っていました。

2~3万件反響が載っていました。

ビックリしたのが、賛否両論だったということ。

「そう思う。だって、こっちは色々準備しているし、色々我慢しているのに行事のおいしい

ところだけ来るなんてずるい。」

「行事これるなら、日ごろの学校に来いよ。」などなど。

うぅ~ん。

そう思うのかぁ。

が、たまねぎの感想です。

そして

「不登校になってみれば気持ちがわかるよ。」

「そうだよね。ごめんね。明日から来ないね。」

みたいな返事が書いてあり 何ともいたたまれない気持ちになりました。

このやりとり。

誰か幸せになるのか・・・。

と思いつつ、世の中のまだまだ多く人が「不登校のしんどさ」を理解していないのだと驚きました。

毎日、学校に行くのは、当たり前?義務?偉い?

この話題はそもそも「学校に行くこと」が前提の話です。

が、そもそも学校に行くのって

当たり前なのでしょうか?

義務なのでしょうか?

それとも偉いのでしょうか?

他の答えもあるかもしれませんが。

学校に行くのは当たり前?

とりあえず、日本で学校に通うのが当たり前になってきたのは、明治時代の学制が公布された辺りで

勉強ができることは幸せなことであり、農家にとっては迷惑なことであり

まぁ~、今とは価値観が違います。

今はどーでしょう?

学校に通うのは「当たり前?」では、なくなってきているように感じます。

昭和、平成あたりは、学校に行くのが当たり前だったように思いますが、令和あたりからは

多様性の影響からか。当たり前ではなくってきているかなと。

学校に行くのは義務?

では、「義務」についてです。

「義務教育」って言いますけど、この義務は子どもにかかっていないのです。

義務を負っているのは保護者です。

だから、保護者が、子供を学校に行かせる義務があるだけで、子どもに義務はないのです。

子供にあるのは、教育を受ける「権利」の方です。

しかもですね。

正確には「普通教育を受けさせる義務」

なので、小学校、中学校に通わせてください。という義務は存在しないのです。

まぁ、「普通教育」に当たるのが、日本の場合6年の小学校、3年の中学校にあたるので、そこに通わ

せるのが、義務になるのですが、考え方を変えれば、別に国公立のがっこうじゃなくてもフリースクー

ルで「普通教育」を受けさせれば義務は果たせているし、何なら卒業証書は学校に一日も通っていなく

ても発行されます(笑)

だから、小学校、中学校に行かなくては行けない義務はありません。

少し屁理屈かもしれませんね。

学校に行くのは偉い?

じゃあ、学校に行くのは偉いのか?です。

結論から言うと「偉い」と思います。

学校に来ている子は偉いし、まぁ~色々なことによく耐えてがんばっています。

だって、当たり前のように学校に行かせられて、やりたくもない勉強して、気が合わない子とも

一緒に生活して、そして、きまりに縛られて1日過ごすですから。

だから、学校に来て1日過ごせている子は、たまねぎ個人としては偉いと思います。

かといって、不登校の子が偉くないと言っているわけではありません。

行事だけ来る子を「許せない」わけ

それは、学校に来ている子も「本当は学校に来たくないけど、がんばって来ている。」

からなのだと思います。

やりたくない勉強はあるし、気の合わないクラスメイトや先生がいて、食べたくない給食があったり、

あるいは、静かに座っていることが苦痛だったり、やりたくない行事(持久走とか?)をやったり、な

どなど、色々不満はあるけど、みんな渋々自分を色々納得させてがんばってきている。

だから、行事だけ参加したり、学校に来ないで放課後だけ友達と遊んだりしている不登校の子が「許せ

ない」んですよね。

根の深さ・・・

どうしてそんな風に考えてしまうのでしょうか。

もっと優しい世の中になればいいのに。

と思います。

この問題。

けっこう根深いところにあるんじゃないかなー。

とたまねぎは思うのですが、それについては、またの機会に書きたいと思います。

とりあえず、誰にとっても、もう少し生きやすい世の中になってほしいなぁと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました