
幸せホルモン?
って聞いたことありますか?
「セロトニン」っていうらしいです。
通称、「幸せホルモン」と呼ばれており、このホルモンが出ると人は幸せを感じるのだとか。
日々、寒いです・・・
この季節は、とにかく朝が辛い・・・
最近は、ちょっと日が昇るのが早くなってきたからよいのですが、
寒いし、暗いし、6時くらいだとお布団さんが逃がしてくれません。
「冬は、つとめて~」
なんて風情は、とてもではないですが感じられません。
確かに冬の朝は空気が澄んでいて、悪くはないのですが、5時台に起きると星がまたたいていて心が折
れそうになります。
不登校と関係あるの?
この話題ですが、不登校とおおいに関係しています。
実は、セロトニンが出ないと人間は、活動したくなくなります。
そして、このセロトニンは冬は出にくくなるようです。
なぜか。
セロトニンは、
「朝日を浴びること」
で出るようなのです。
冬は、なかなかお日様が出ません。
学校や出勤時間に間に合うようにいつも通りに起きても、お日様が出る前だと、朝日を浴びることがで
きないので、やる気がでない(セロトニン)が出ないのです。
で、次の2種類のタイプの不登校になる子どもたちは、朝日をあびないので登校を渋る傾向にあるようです。
①昼夜逆転タイプ
②特性が強いタイプ
バックナンバーをみていただければ、不登校の種類については詳しく書いてあります。
昼夜逆転がいけない理由の1つがここにあります。
決まった時間に寝て決まった時間に起きることは、習慣として大事なだけでなく、「朝日を浴びる」こ
とでセロトニンが排出され、やる気が出るのです。
昼夜逆転してしまうと「朝日を浴びる」ことをしないので、やる気が出なかったり、顔色がわるくなっ
たりするのです。
特性の強い子は?
特性の強さは、感受性の強さと関わります。
ワーキングメモリやら、認知のバラバラさから人よりも感受性が強くなってしまう子がいます。
昔は、この子は感性が強いから、傷つきやいとか癇癪をおこしやすい。
と思われていましたが、最近は「特性の強さ=数値のバラつき」が関わっているとわかっているようで
す。
で、特性の強い子にとっては、「朝日を浴びる」ことは、超重要なようです。
たまねぎが、かつて担当していた子が、こんなことを言っていました。
「僕は、朝日を浴びないと起きないんです。朝起きて朝日をいっぱい浴びるとやる気がでるんです。」
この子は、発達障害を抱えており、療育にも通っていました。
この時は、たまねぎもまだ未熟で、よく勉強していなかったので
「そうなんだねー。」
くらいでしたが、後になってセロトニンのことを知り、驚いた記憶があります。
また、少し鬱傾向の子の保護者の方がお医者さんから受けたアドバイスが
「朝は、必ず朝日を浴びさせてください。」
だそうです。
それくらい朝日を浴びることは、重要なのです。
おそらく朝日を浴びることで、セロトニンが排出され、精神が安定するようです。
特性の強いお子さんは、精神的に不安定なので、朝日を浴びることが重要になります。
そして、冬は朝日が出るのが遅いので、不登校になりやすいのです。
朝日を浴びた後に、登校すればよいと思うかもしれませんが、その頃には、登校時間に間に合わず行け
ずじまいになってしまいます。
それに、朝日はしばらくあびていないといけないようです。
寒いのもダメ
ちなみに朝日を浴びる良さは、体が温まることも関係しています。
単純ですが、寒いのもやる気が起きない要素の1つです。
季節の変わり目なんかも、特性の強い子にとっては苦手です。
で、先ほどから特性の強い子といっていますが、人間は誰しも特性をもっています。
要は、それが強いか弱いかです。
仮に特性が弱かったとしても、冬の朝は、朝日が出ないし、寒いから、セロトニンが出づらくやる気
が起きません。
朝日は万人に必要!
というわけで、朝日は万人にとって必要ですし、冬は寒さもあって誰にとっても登校したくない。
出勤したくない季節です。
だから、みんなにとって「朝日を浴びる」ことは、超重要な超必須事項です。
「本当かな~。」
と思う方は、今度、ぜひ朝日を浴びるを試してみてください。
すごく気持ちいいです。
意識してそれを行うことは、無意識よりも効果が高まるそうです。
ちなみに、このセロトニンですが、サプリとかでは摂取できないそうです。
唯一摂取できる食べ物が、ミニヨンズが好きな黄色いアレです。
そう。
バナナ。
です。
思い起こしてみると、ミニヨンズっていつも楽しそうに笑っていますが、もしかしたらバナナに
秘密があるのかもしれません。
朝日とバナナと不登校
という訳で、冬は
「朝日を浴びながらバナナを食べる」
とやる気がでます。
たぶん。
「朝日とバナナ」で不登校が、解消されるわけではないですが、生きやすくはなります。
不登校は「生きづらさ」とも大きく関係しています。
即効性はなくても、習慣化を心がけて「生きやすい環境」を整えていくことが、
不登校解消につながる大切な一歩です。

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