不登校どうすればよいの?シリーズ9 ~心のエネルギーその2編~

不登校どうしよう?

不登校の子の心のエネルギーはどうなっているか?

「なぜ不登校になるのか?」

の原因を見つけよう。の話は別のところでしましたが、共通する根本的な理由は

「心のエネルギーがない。」

からです。

不登校の子の心のエネルギー空っぽの状態です。

だから、学校に行きたくないし、家でダラダラ過ごしたくなる。

つまり心の充電をしようとするわけです。

ただ、親から見れば「ただの甘え」にしか見えないですし、稀に本当に「甘え」で行かない子も

いるので、判断の難しがあります。

不登校の子はなぜ心のエネルギーが空になってしまうのか?

心のエネルギーの源は、

「家庭や学校が安心して過ごせる」

「自分の気持ちをよく分かってもらえる」

「充実感を体験する」

「認められる」

といった体験です。

愛される、愛する、大事にする、大事にされる、認める、認められるといった精神的充足が得られるこ

とで意欲や成長へのエネルギーが湧いてきます。

この体験が、不登校を抱える子供達には足りないのかもしれません。

「この子には、一番、時間とお金をかけてきた。」

という方もいます。

でも、そこには「愛情」という言葉はないことがあります。

子供に

「あなたのことを心配しているよ。」

という言葉と

「あなた、このままじゃ将来、社会でやっていけないよ。」

では、同じ心配でも大きく違います。

愛情をかける、認める を伝えるのは、意外と難しい。です。

家庭の中で、愛情のある言葉や行動を見直すことは大切なのだと思います。

「不登校」は「子どものSOS」

「心のエネルギーの枯渇」は、子供の「SOS」のメッセージです。

「不登校」になると、「学校に行かせること」に目がいってしまいますが、実は「子供のSOS」の

発信です。

きっと、何かが原因で、「心のエネルギーが空っぽ」になっているのです。

「無理して学校に行かせないでください。」

と、心療内科の先生がいうのは、「心のエネルギーの充電をしてください。」

ということなのです。

不登校の解決は、簡単ではないです。

それは一人一人の不登校になった背景も理由も環境も違うから、個別に丁寧に対応しなくてはならない

からです。

それでも、このブログで少しでも「不登校」解決の、それぞれの子供達の生きやすさの糸口になればと

思います。

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