たまねぎ先生のリアル子育て日記 ~たまねぎ かまってちょーだい作戦2025秋編~

リアル子育て日記

ある日のこと・・・

たまねぎは、ゲームをしていました。

1人で。

平日。

お仕事から帰ってきてご飯食べて、奥さんの隙を見つけてこっそりゲームをするのです。

そう。

この日も、奥さんがお風呂に入った隙をついて、Nintenドゥ~ すうぃっち

をやっていました。

しかし、そこで恐ろしいことに気が付いたのです。

それは、、、

なんと

たまねぎは・・・

リビングに一人だったのです!

孤独の

リビング。

正に、誰にも邪魔されない。

一人だけのゲームの時間。

「今日は、何のゲームにしようか~。」

「え~っと、この間はゼルダをやったから、今日はポケモンにしようかな。」

「いや、2日前にポケモンはやったから、スプラも悪くないか。」

なんて、某番組のマネをして、ゲームを誰にも邪魔されずにやって

「あ~、幸せ。」

ってなる。

かと思いきや。

たまねぎに襲ってきた感情。

それは

寂しい!

さびしいぞぉーーーーー!

何のためにゲームやってんだっけ?

と思わず確認。

そうだ。

息子がおもしろいっていうから、ゼルダやろうと思ったんだっけ。

ポケモンやスプラなら、子供らと一緒にバトルできるから始めたんだった。

そして、スプラにいたってはたまねぎが下手すぎて、子供らに負けるのが悔しいから特訓

しているのだった。

そうだ。

そうだったのだ。

子供を呼べばいいのだ。

なんて簡単なことに気がつかなかったのだろう。

愚かなたまねぎは、2階にいる子供らに奇襲をかけに行くことを決意しました。

たまねぎKIDS奇襲作戦2025秋 長女編

というわけで、長女の部屋へGO!

もう年頃の女子の部屋に入るのを気づかった たまねぎは、ちゃんとノックをしました。

ただし、娘のレスポンス0秒でドアを10cm開けました。

そして、低い、できるだけダンディな声でこう言いました。

「おい。パパを放置して2階で何をしているのだね?」

勉強中。受験まっただ中の中3女子。

無言です。。。

ノーリアクション。

悔しいから、しばらく黙って視線を送ってみます。

娘が顔をあげてこっちを見ます。

まだ、何も言いません。

目が座っています。

たまねぎは、静かにドアを閉めることにしました。

長女へのアタックは失敗に終わりました。

でも、たまねぎは諦めません。

たまねぎKIDS奇襲作戦2025秋 長男編

次は家族でゲーム好きな長男。

あいつならイケる。

そう思った たまねぎはノックゼロで勢いよくドアを開けて言います。

「おい。パパを放置して君は何をやっているんだね?」

「はぁ?勉強してるんだけど、何を言っとるん?」

中一男子。

そういえば、中間だか、期末テストが近いとか言っていたような・・・。

このタイミングでゲームに誘うと、あとで、きっと我が家の鬼軍曹から叱られる。

あの世にも恐ろしい戒厳令(スイッチ禁止令)が出されるかも。。。

一瞬で色々考えたたまねぎは、すごすごと長男の部屋を後にします。

何の。

まだ最後の砦。

次女がいる。

たまねぎKIDS奇襲作戦2025秋 次女編

そう。

次女は、まだ小学5年生。

奴ならイケるはず。

なんて言ってもまだ小学生だ。

たまねぎは、期待と不安を胸に次女の部屋に向かいます。

もちろんノックゼロでドアオープン!

すると・・・

下に行こうとしていたのか、ドアの前でキョトンとしています。

たまねぎも、一瞬止まってしまいましたが、あのセリフを言います。

「おい。パパを放置して何をしているんだね?」

すると、次女は

「今、下に行くところだよ。何?さみしいの?」

はい。

図星です。

え?

何でわかったん?

と思いつつ、次女を抱っこして下までつれていきます。

ドサっとソファに次女を投げます。

「きゃー。さいてー。」

で、次女は漫画を読み始めます。

ただいるだけで・・・

いいんだな。

と思いました。

不思議なもので。

本当に一緒にゲームをやろうと思って次女をつれてきたのですが。

もう。そこにいるだけで満足というか。

楽しそうに漫画よんでたので。まぁいいか。

と思いました。

でも、いるだけで違う。

子供が小さい時は、子どもと遊ぶとか抱っこするとか、本読むとか面倒だな~って思って

て。

早く自分だけの時間がほしいな~。

って願ってたけど。

いざ、自分だけの時間が突然生まれてきたら、とてつもない寂しさに襲われて。

そうか。

これが、子どもがいる幸せか。

と実感した次第です。

子供は、いるだけでもいいんだな。

そこにいるだけでも幸せなものなんだな。

と、改めて気がつきました。

考えてみると・・・

小さい時でも、子どもと過ごした時間って最高でした。

面倒なこともちょーあったけど、仕事の都合を合わせて色々と参観に行くのもたいへんだ

ったけど。

ご飯食べさせたり、風呂入れたり、公園つれていったり、お昼節約でお弁当作ったり、寝

かしつけで一緒に寝ちゃってその後の家事がつらかったりしたけど。

今、ふりかえってみると、ぜんぶぜ~んぶ楽しかった。

自分一人よりも何倍も。

今、こうして孤独のリビングしていて。

あの頃、願っていた自分だけの時間ができたのに。

あまりおもしろくない。

でも、この時点で気づけてマジでよかったわ~。

まだ、子どもが子どもでいてくれるから。

そんなわけで、「たまねぎ かまってちょーだい作戦2025秋」

今日も遂行していきます。

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